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南米王者、あっけなく潰えた“世界一”の挑戦 指揮官も指摘、影響を及ぼしたサポーターの蛮行
クラブW杯準決勝のアル・アイン戦、PK戦の末に敗戦 ガジャルド監督が敗因に言及
紆余曲折あって輝いた南米王者リーベルプレートが、あっけなく世界一への挑戦を終えた。FIFAクラブワールドカップ(W杯)準決勝アル・アイン戦でPK戦の末に敗れ、3位決定戦に回ることになった。スペイン紙「マルカ」アルゼンチン版によれば、クラブのレジェンドで名手のマルセロ・ガジャルド監督も敗因の一つとして、スペイン開催となったリベルタドーレスカップ決勝について触れている。
試合は前半3分、CKからアル・アインにいきなり先制ゴールを許す展開に。対するリーベルは同11分、16分と立て続けにゴールを奪って逆転して南米王者のプライドを見せたが、後半6分に元日本代表DF塩谷司とMFカイオの元Jリーガーコンビに切り崩され、2-2の同点に追いつかれた。試合はそのままのスコアで進み、PK戦で後攻のリーベルの5人目、MFエンソ・ペレスのシュートがアル・アインGKイーサを止められ、万事休した。
「我々はリードを上手く守らねばいけなかったが、それを実行し切れなかった。こちらの不注意もあって、リードを奪うことが維持することができなかった」
ガジャルド監督は試合運びで拙い部分が出たと反省の弁を述べていた。今回、南米代表のリーベルは別の意味で注目を浴びた。リベルタ杯決勝は同じブエノスアイレスを本拠とする永遠のライバル、ボカ・ジュニオルズとの“スーペル・クラシコ”となったが、第2戦を前に暴徒化したサポーターがボカのチームバスを襲撃した。
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