シティMFデ・ブライネ、観客の度肝を抜くゴラッソに海外称賛「最も危険なアタッカー」
リーグカップ準々決勝レスター戦、満を持してスタメン復帰で圧巻のゴール
膝の負傷で戦線離脱していたマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが現地時間18日のリーグカップ準々決勝のレスター・シティ戦(1-1/PK3-1)でスタメン復帰を果たすと、いきなり観客の度肝を抜くゴラッソを決めて勝利に貢献した。海外メディアも「シティで最も危険なアタッカー」のパフォーマンスを称賛している。
デ・ブライネは今季、2度にわたって膝を負傷し、シーズンの大半を欠場。ここまでは公式戦6試合の出場にとどまっていた。15日のエバートン戦(3-1)で約1カ月半ぶりに復帰して15分間だけプレーし、このレスター戦で満を持してのスタメン復帰となった。
そして0-0で迎えた前半14分だった。デ・ブライネは最終ラインから攻め上がったアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディからの縦パスをペナルティーエリア左手前で受けると、背後からプレッシャーにきたMFハムザ・チョードゥリーを巧みなダブルダッチでかわし、そのままシュートへ。コンパクトに振り抜いた右足から放たれた強烈な一撃は一直線にゴール左隅に吸い込まれた。
試合はその後にレスターが追いつき、90分間で決着はつかず。PK戦の末、PKスコア3-1でシティが準決勝へ駒を進めた。
米スポーツ専門放送局「ESPN」による試合評では、スーパーゴールで先制点をもたらしたデ・ブライネにはGKアロ・ムリッチと並ぶチームトップタイの8点(10点満点)の採点が与えられた。「素晴らしい突破で脅威になったシティで最も危険なアタッカー」とタレント揃いのシティの中でも際立つデ・ブライネのクオリティーを絶賛した。
また、デ・ブライネの活躍は母国ベルギーにも衝撃を与えている。同国の「HLN」紙はデ・ブライネを「キング」と称し、「デ・ブライネが返ってきた」と“王の帰還”を伝えた。ベルギー代表にとっても頼れる攻撃的MFの復活は嬉しいニュースと言えるだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)