元日本代表FW佐藤寿人、古巣千葉へ18年ぶり帰還で兄弟タッグ 「勇人と一緒にJ1の舞台へ」
今季名古屋に在籍し、J1通算400試合出場達成の36歳ストライカーが古巣復帰
ジェフユナイテッド市原・千葉は19日、元日本代表FW佐藤寿人が完全移籍で加入すると発表した。36歳のストライカーは古巣復帰となる。
千葉の下部組織出身の佐藤は、2000年にトップチームデビュー。その後はセレッソ大阪、ベガルタ仙台を経て、2005年からサンフレッチェ広島でプレーした。広島時代にはリーグ連覇を含めて3度(2012、13、15)の優勝を経験。2012年にはJリーグMVP、得点王、ベストイレブン、フェアプレー賞などを総なめにした。
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日本代表としても31試合4得点のキャリアを持つ佐藤は2017年から名古屋グランパスに在籍し、2018年4月の第7節ベガルタ仙台戦では史上20人目となるJ1通算400試合出場を達成した。
古巣移籍が決まった佐藤は、千葉の公式サイトを通じて「この度、18年振りにジェフユナイテッド市原・千葉へ復帰する事となりました。アカデミーとプロ生活と合わせて8年間、ジェフのエンブレムを身に纏って戦ってきましたが、その後のキャリアで積み上げてきたものは、素晴らしい指導者に恵まれたジェフのアカデミーとプロでの時間で培われたのだと思います」とコメントし、かつて自身を育てたクラブへの復帰を喜んだ。
また兄・勇人も2010年から千葉に在籍しており、兄弟がタッグを組んでJ1昇格を目指すことになる。
「J1昇格という明確な目標を達成するべく自分自身チャレンジしていきたいと思います。またクラブを長年引っ張っている兄の勇人の存在は、自分にとっても特別です。勇人と一緒にJ1の舞台へ。自分自身、ジェフと離れている時間が長い分、まずは皆さんに認めてもらえる結果を出していけるよう、覚悟を決めて戦いたいと思います」
かつてJリーグMVPに輝いた男が古巣の昇格を実現させるべく全身全霊を賭して戦う構えだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)