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アル・アインがクラブW杯で大金星 元鹿島FWカイオを地元紙が英雄視「飛び切り最高」
南米代表リーベルプレートをPK戦の末に下して決勝進出
FIFAクラブワールドカップ(W杯)準決勝、アル・アイン(開催国)対リーベルプレート(南米代表)の一戦が行われ、延長戦で2-2となり、アル・アインがPK戦の末にリーベルを下して決勝進出する番狂わせを起こした。開催国UAEにとって大金星となったこの試合で現地メディアが英雄視しているのは、かつて鹿島アントラーズに所属していたブラジル人MFカイオだ。
試合は前半3分にアル・アインがCKから先制に成功。対するリーベルは同11分、16分と立て続けにゴールを奪って逆転して南米王者のプライドを見せたが、救世主となったのはカイオ、そして元日本代表DF塩谷司の元Jリーガーコンビだった。後半6分にカイオが塩谷にパスを送り前線へと飛び出し、塩谷からのパスをペナルティーエリア内で受け直すとカットインから右足シュートを突き刺し、2-2の同点に追いついたのだ。
試合はそのままのスコアで進み、PK戦で後攻のリーベルの5人目、MFエンソ・ペレスのシュートをアル・アインGKイーサがストップし、5-4でアル・アインがアップセットを達成した。
「カイオが準決勝で見せた歓喜のダッシュは、リーベル戦での決着を象徴した」
「カイオは2年前にアル・アインに加わったが、彼の入団以来、この試合はクラブにおいて飛び切り最高のプレーとなった」
現地紙「The National」はこのようなタイトルでカイオの奮闘ぶりをこう称えている。カイオ自身も試合後に試合を振り返った。
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