J1得点王に輝いたジョー「本当に嬉しい」 来日1年目の爆発導いた決定率“26.37%”
Jを席巻した元ブラジル代表FW 24ゴール中17得点をインサイドキックで決める
Jリーグの表彰式である「2018Jリーグアウォーズ」が18日に横浜アリーナで開催され、J1得点王として名古屋グランパスの元ブラジル代表FWジョーが表彰された。
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今季、コリンチャンスから名古屋に加入したジョーは、セレソンに選ばれた実力をいかんなく発揮した。特に、後半戦の爆発力はすさまじく、第20節のガンバ大阪戦、第24節の浦和レッズ戦での2回のハットトリックを含む24得点を記録。2位となったサンフレッチェ広島のFWパトリックに4ゴール差をつけ、Jリーグ加入初年度で得点王を受賞した。
家族の事情により表彰式を欠席したジョーだが、ビデオメッセージで受賞の喜びを語った。
「この賞をいただけて本当に嬉しいです。僕の気持ちは言葉で説明できないぐらい幸せです。日本に来て1年目で全てに馴染まなければいけませんでした。その難しい状況で得点王になれたことが本当に嬉しいです。これからも良い結果を出せるよう貢献していきたいと思っています」
1試合平均0.73得点としゴールを量産したジョーだが、その得点の内訳ではインサイドキックでのシュートが多いことに驚く。24得点中の17得点がインサイドによるゴール(PKによる5得点を含む)で、シュート全体の決定率は26.37パーセント。正確性のある強いボールを意識して得点を量産したことが分かる。もちろん192センチある高さも強みの一つで、ヘディングでは5得点を挙げている。しかも、左サイドからのゴールが多く、来季はエースのジョー以外にも名古屋の左サイドも警戒されることだろう。
今季は風間八宏監督の下で攻撃的なサッカーを展開してJ1復帰初年度に挑んだ名古屋だったが、最終節までJ1残留争いに苦しんだ。残留に向けた戦いのなかで大きな力になったのは、前線に確たる点取り屋がいたことに疑いの余地はない。来季もまた、多彩なゴールパターンを誇るストライカーがJリーグのゴール前を彩る姿が見られるはずだ。
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