リヨン監督、CL16強で対戦の天才メッシを“150%”警戒 「どんなプランも無意味」
ジェネジオ監督は18年に計50点を挙げているメッシと、そのサポート役を警戒
UEFAチャンピオンズリーグ16強の抽選会が17日に行われ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ擁するバルセロナは、フランスの強豪リヨンとの対戦が決まった。2014-15シーズン以来の欧州制覇を目指すなか、相対するリヨンのブルーノ・ジェネジオ監督から「メッシへのプランは無意味」と十二分に警戒されている。「Omnisport」が報じた。
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トットナム、インテル、PSVと強豪揃いのB組に入ったバルセロナは、4勝2分の無敗で首位通過。17日の抽選会の結果、決勝トーナメント1回戦ではF組2位(1勝5分)のリヨンと対戦することが決まった。
メッシは現地時間16日に行われた直近のリーガ・エスパニョーラ第16節レバンテ戦(5-0)で、3得点2アシストとチームの全ゴールに絡む八面六腑の活躍を披露。2018年に決めたゴール数を50(バルセロナ46点、アルゼンチン代表4点)の大台に乗せ、得点とアシストのランキングで双方ともトップ(14得点10アシスト)に躍り出た。
史上最高のプレーヤーとも言われるレフティーを迎え撃つことになったリヨンのジェネジオ監督は、「もちろんメッシへの対策を講じることはできる」と前置きしたうえで、「だが……」と言葉を続けた。
「どんなプランも無意味だ。彼は天才だからね。2018年は50ゴールくらい決めたんじゃないかな。しかも彼は一人ではない。素晴らしいチームメートがいる。ピッチ上における全てに対してプランを練らなくてはならない。100%、150%の力を出すチームが必要だ」
天才メッシ相手には、対策は無意味だと断言。そのうえ、そのサポートにも錚々たる顔ぶれがおり、150%の力を出さなければ太刀打ちできないとの見解を示した。
ジェネジオ監督は「2戦合計でバルサに勝てることを願っている」と締めくくったが、リヨンにメッシの脅威が迫るのは間違いないだろう。
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