香川は「再び太陽を探しに行く」 不遇の司令塔の“新天地行き”を海外メディアも推奨
今季公式戦4試合のみの香川にベトナムメディアも注目「一人暗闇の中にいる」
ドルトムントのMF香川真司は、ブンデスリーガ首位に立つチームにあって今季公式戦出場4試合のみと不遇をかこっている。スペインへの移籍願望も報じられるなど、その去就は大きな注目を集めているが、サッカー熱が再燃しているベトナムでも「カガワが再び太陽を探しに行く」と伝えている。
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香川は今季ここまでブンデスリーガで2試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とDFBポカールで1試合ずつに出場。プレータイムは205分に止まっている。
11月6日にはU-23チームの一員としてレギオナルリーガ(4部相当)でプレーし、1試合4アシストを記録。しかし、トップチームではポジション争いでライバルに遅れを取っており、リーグ戦では9月26日の第5節ニュルンベルク戦(7-0)以降は出番がない。
1月の移籍マーケット再開が近づき、リーグ首位を快走するドルトムントでは出番の少ない選手に関する放出の噂が多数浮上。11月には香川自身がスペイン行きを望んでいるとの報道が出た。
来年1月のアジアカップに臨む日本代表23名からも外れたなか、ベトナムのサッカー専門サイト「Bongdaplus」は「カガワが再び太陽を探しに行く」と見出しを打ち、日本が誇る希代のゲームメーカーの動向に着目している。
「カガワはドルトムントで一人暗闇の中にいる。ドルトムントのスタッフの中には、シンジ・カガワというスターがいることを忘れている者がいるかもしれない。カガワは負傷していないが、彼はルシアン・ファブレ監督が構築しようとしているプレースピードに合わない。日本のスターはキャリアのために新たな着地点を見つけなければならない」
記事では、好調のチームにあって香川が不遇をかこっていることに言及。新天地を見つけるべきだと持論を展開している。来年3月に30歳を迎える香川は、2019年にどのチームのユニフォームを着ているのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)