レアル主将ラモス、C・ロナウド退団もクラブW杯三連覇に自信 「前と変わらない」
「失敗は許されない」と2016年大会で対戦した鹿島との一戦へ気を引き締める
欧州王者レアル・マドリードは、現地時間19日にUAEで行われるFIFAクラブワールドカップ(W杯)準決勝で鹿島アントラーズと対戦する。主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスはFIFA公式サイトのインタビューで、大会三連覇への意気込みを語った。
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レアルは日本開催の2016年大会決勝で、鹿島を延長戦の末に4-2で退けて優勝。前回大会もグレミオを破って連覇を果たした。ところが、レアルはジネディーヌ・ジダン監督が昨季限りで退任。絶対的エースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドもユベントスへ移籍し、昨年までとは大きく違う体制で大会三連覇を目指す。
しかし、主将ラモスは「ピッチでそんなに違いはないと思う。クリスティアーノはいないが、チームはほぼ変わらない。クラブがこれまでやってきたのと同じアプローチで戦うし、勝つことが常に目標だ」と述べ、ロナウドなしのチームに自信を示した。
「クラブW杯は、前のシーズンで成功したことへのご褒美のようなもの。世界チャンピオンになることで自分の地位を証明するチャンスを与えてくれて、それは素晴らしい経験だ。短期間の大会で失敗は許されない。準決勝、そして決勝を制し、トロフィーを持ち帰りたい」
レアルは言わずと知れたビッグクラブだが、彼らに慢心はないようだ。ラモスは「レアル・マドリードは素晴らしい歴史を持っている」と前置きしつつ、「それにこだわりすぎてはいけない」と続けている。
「なぜなら、過去の功績が我々に試合を勝たせてくれることはないからだ。毎回、物事は少しずつ難しくなっている。経験が非常に重要になるのは間違いない。信じれば、やれる。我々は相手のチームに最大限の敬意を払うと同時に、自分たちを信じなければならない」
2年前の決勝では、開始序盤に先制するも一時は1-2と逆転を許し、最終的には延長戦突入と、鹿島に予想以上の苦戦を強いられたレアル。果たして、鹿島にとってはリベンジとなる準決勝では、二連覇の“経験”を武器にどんな試合を見せるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)