【17日のJ移籍動向】積極補強の神戸、日本代表招集歴を持つDF初瀬をG大阪から獲得

ヴィッセル神戸は、ガンバ大阪からDF初瀬を獲得した【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸は、ガンバ大阪からDF初瀬を獲得した【写真:Getty Images】

神戸はDF初瀬と高校生GKを獲得も、大卒3年目のMF2選手を放出

 J1ヴィッセル神戸は17日、ガンバ大阪からDF初瀬亮を完全移籍で獲得したと発表した。

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 中学年代をG大阪ジュニアユースで過ごした初瀬は、2012年には同期のMF堂安律(現・フローニンヘン/オランダ)らと史上初のU-15年代全国3冠を達成。2016シーズンにユースからの昇格を果たし、市立吹田サッカースタジアムのこけら落としマッチとなった同年2月の「Panasonic Cup」名古屋グランパス戦では、ルーキーイヤーながら右サイドバックの先発メンバーに名を連ねた。2017年11月、E-1選手権に向けた国内組のみで構成された日本代表に初招集された経験もある東京五輪世代のサイドバックだ。

 初瀬はG大阪の公式サイトを通じて「ガンバ大阪に関わる全ての皆様に感謝しかありません。自分としてもすごく悩みに悩んだ選択です」と9年間過ごしたクラブを離れる決断の悩みを吐露。その一方で、「色々な声はありますが、これはサッカー選手である以上付き物だと思います。しかし、ガンバで過ごしてきた日々は自分にとっての宝物です!もっと成長した姿を届けれればと思っています!」と自らの成長を対してフォーカスしたコメントを残した。

 新天地となる神戸の公式サイトでは「タイトル、ACL出場権獲得のために頑張ります。ヴィッセル神戸に関わるすべての皆様よろしくお願いします」と、タイトル獲得へ向けた決意表明をサポーターへの挨拶としてコメントを残している。

 ベガルタ仙台はMF松下佳貴を、大分トリニータはMF小林成豪をヴィッセル神戸から完全移籍で獲得したことも発表された。シーズン終盤にファン・マヌエル・リージョ監督を招聘し、リーグ戦最終節終了後にはニューヨーク・シティから元スペイン代表FWダビド・ビジャを獲得するなど積極補強を見せる神戸。引き続き、シーズンオフの補強・移籍動向に注目が集まる。

【その他、主な17日の移籍動向】
<ヴィッセル神戸>
GK 伊藤元太 松山工業高から新加入

<松本山雅FC>
MF 町田也真人 ジェフユナイテッド千葉から完全移籍

<レノファ山口>
DF ドストンベック・トゥルスノフ ネフチ・フェルガナ(ウズベキスタン)から完全移籍
※2019アジアカップ ウズベキスタン代表最終候補メンバー

(FOOTBALL ZONE編集部)



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