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ファン・ハール監督が内紛否定会見 「選手とは最高の関係だ」
ルーニーとキャリックの提案で選手と会談
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督がチーム内の内紛報道について、ついに口を開いた。ロッカールームで選手と緊急会談を持ったことを明らかにしたものの、選手との関係は「最高」と力説している。ESPNが報じている。
「キャプテンであるルーニーとキャリックが私のところにやってきた。ドレッシングルームに活気がないと、私に話してくれた。彼らは私を助けたかったのだよ。そこから、状況に注視した。彼らは私に忠告してくれたので、キャプテンとは会話を持たなかった。私はドレッシングルームに向かい、選手と会談を持った」
指揮官は記者会見でそう語ったという。地元紙は、指揮官が練習であまりに厳格な規律を求めるが故に、チームの攻撃面が硬直化したことに選手は不満を持ったとリポートしていた。実際にウェイン・ルーニーとマイケル・キャリックというイングランド代表の両ベテランから指摘を受け、指揮官は選手と会談を持ったことを明らかにした。
「多くの要素について話し合ったが、書かれたようなことではない。ファンは毎週、『ルイス・ファン・ハールの軍隊』と絶叫しているから、彼らは私にとても満足しているし、選手も私にとても満足している。何人かの選手は今週新聞に書かれていたことで謝りにきたんだ」
ファンからの絶大な支持を集め、選手とも関係良好と力説。さらに、報道に関して選手から謝罪があったとも主張した。
「選手とは最高の関係だ。君たちメディアは、監督のところに来る選手が何人いるのか考えた方がいいかもね。監督としてのキャリアで、ドレッシングルームの雰囲気について何か言いに来る選手はそこまで多くいなかった。自分を信頼していることが分かったからすごくポジティブなんだ」
内紛騒動にも関わらず、オランダ人指揮官は赤い悪魔の強固な絆をひたすら強調していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images