鹿島も要警戒 レアルMFモドリッチ、絶妙ヒールトラップ&反転ターンに称賛「驚嘆」
ラージョ・バジェカーノを1-0で破り、クラブW杯で鹿島との再戦へ
レアル・マドリードは現地時間15日、リーガ・エスパニョーラ第16節ラージョ・バジェカーノ戦で1-0の勝利を収めた。FIFAクラブワールドカップ(W杯)前のラストゲームとなったが、先発出場したクロアチア代表MFルカ・モドリッチが華麗な反転ターンを披露して海外で注目を集めている。
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ラージョ・バジェカーノ戦前にはモドリッチのバロンドール“お披露目”が行われ、笑顔を浮かべて本拠地サンチャゴ・ベルナベウでトロフィーを掲げた。試合は昇格組相手に苦戦を強いられることになったが、希代のゲームメーカーがワンプレーで観衆を魅了する。
1-0のリードで迎えた後半5分、モドリッチは右サイドのスペイン代表DFダニエル・カルバハルからペナルティーエリア手前で縦パスを受けると、右足ヒールでボールをスペースに流す。それと同時に素早く反転ターンを決め、背後にいたマーカーを置き去りに。一気にペナルティーエリア内へと侵入し、ゴール前に走り込んだスペイン代表MFマルコ・アセンシオへと決定的なパスを送った。
相手GKの好守に阻まれ、ゴールにはつながらなかったが、モドリッチの美技にスタンドからはどよめきが起こった。
スペイン紙「マルカ」は、「アセンシオがアドバンテージを生かせなかったものの、モドリッチから驚嘆のプレー」と見出しを打って取り上げ、「モドリッチが並外れたドリブルを披露するも、アセンシオはスコアを2-0にすることができなかった」と報じている。
レアルは現地時間19日にUAEで開催されているクラブW杯準決勝で鹿島アントラーズと対戦する。バロンドール受賞のモドリッチはアジア王者を相手にも圧倒的な輝きを放つのか、注目が集まる。
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