ブンデス史上3人目の快記録! ドルトムントのスペイン代表FWが見せる“驚異の決定力”
ブレーメン戦で1ゴールのFWアルカセル、10試合11ゴールと大爆発
驚異の決定力を示すストライカーの勢いは年末に入っても衰えるところを知らないようだ。ドルトムントのスペイン代表FWパコ・アルカセルは現地時間15日のブレーメン戦(2-1)で先制ゴールをマークし、ブンデスリーガ10試合11得点で得点ランキングトップ単独トップに立つ。そのペースはブンデス史上三人目の快記録であり、出番の少なかったバルセロナ時代の記録もあっという間に塗り替えた。
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アルカセルは前半19分、右サイドからMFラファエル・ゲレイロのFKに頭で合わせてネットを揺らした。最終ラインぎりぎりからの飛び出しで主審はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で状況を確認したが、ゴールが認められた。同7分にはループシュートをライン際でクリアされる惜しい場面もあり、それを取り返す先制弾となった。
同27分にはイングランド代表MFジェイドン・サンチョのラストパスからドイツ代表MFマルコ・ロイスが右足で決めて2-0。11得点で得点ランクトップにたったアルカセルと同10で2位タイのロイスという稼ぎ頭二人の活躍により、2-1と勝利を収めた。
ドルトムントは15試合を終えて2位ボルシアMGに勝ち点差9をつけて首位を快走している。
出場試合数を上回るペース、それもそのうち先発はわずか4試合というなかでゴールを量産するアルカセル。データ会社「オプタ」によれば、10試合11得点という数字はブンデスリーガ史上3人目の記録となった。
バルセロナでは2シーズンでリーグ戦37試合10得点だったが、ドルトムントではその3倍以上のスピードでゴールを重ねている。出場機会を得たことで、まさに水を得た魚のような躍動を見せている。