鹿島がクラブW杯で華麗な逆転劇 グアダラハラが“まさか”の敗戦…海外紙「悪夢に終わった」
開始早々にグアダラハラが先制、前半は完全にペースをつかむも後半に流れが一転
鹿島アントラーズはUAEで開催されているFIFAクラブワールドカップ(W杯)準々決勝グアダラハラ戦で3-2の逆転勝利を飾り、レアル・マドリードの待つ準決勝進出を決めた。レアルの贔屓紙として知られ、ここ最近は同じスペイン語圏のメキシコ版を配信している「マルカ」も、鹿島の戦いぶりについてグアダラハラの選手の声を含めて報じている。
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試合は前半3分にFWアンヘル・サルディバルのゴールで先制し、前半は完全にグアダラハラペースだった。しかし鹿島はGKクォン・スンテのビッグセーブなどで何とか耐え忍び、後半に入ると流れが一転。後半5分のMF永木亮太の同点ゴールを皮切りに、後半24分のFWセルジーニョのPK、後半39分には途中出場のMF安部裕葵のファインゴールによって突き放した。
「チーバス(グアダラハラの愛称)のクラブW杯での夢は、悪夢に終わった」
同紙はこの一戦について、グアダラハラがまさかの逆転負けを喫したことに触れ、「鹿島アントラーズは後半に入っての逆襲劇で3-2と勝利し、グアダラハラを打ち破って次へと進んだ」と称賛している。
また後半アディショナルタイムに1点差に追いすがるPKを決めたグアダラハラのアラン・ブリードも「この結果は望むものではなかったから、本当に申し訳ない」と語り、以下のように話している。
「チーム全体がプレーするペースをどう調整していくかが欠けていた。我々は前半こそ良いプレーができたけど、後半に入っても上手くいっているなかで自信を持ちすぎ、相手が対応してきた」
鹿島の試合巧者ぶりに屈したことを認めている。鹿島はクラブW杯で2年ぶりとなるレアル戦に臨むことになるが、グアダラハラ戦と同じような勝負強さを白い巨人相手に見せられるか期待が高まる。
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