香川らひしめく“トップ下”で躍動 決勝弾の独代表ロイスが自信「お気に入りのポジション」
ブレーメン戦で決勝弾のロイス 得意と“トップ下”起用が好調の要因と告白
ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスは現地時間12日のブレーメン戦で決勝ゴールをマークし、2-1勝利に貢献。今季15試合で10得点5アシストと攻撃陣を牽引するキャプテンは「お気に入りのポジションでプレーしている」と、最も得意とする“トップ下”での起用が好調の要因になっていると語った。いわゆる「10番」のポジションでMF香川真司らライバルに付け入る隙を与えないハイパフォーマンスを披露している。
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近年は度重なる怪我に悩まされていたロイスだが、今季は開幕からフルスロットル。リーグ戦全15試合に先発出場し、リーグ2位タイの10得点をマークするなどゴールを量産しており、“ガラスの天才”という繊細な印象を打破した。
ブレーメン戦でもイングランド代表MFジェイドン・サンチョのアシストから決勝点を決めた。18歳の新星との連係の良さも印象的だ。
「僕は常に自分のパフォーマンスを見せようとトライしている。今は健康で、良いシステムの中でお気に入りのポジションでプレーしている。チームとしても素晴らしいプレーをしているけど、そのいずれかが欠けていたら不可能だった」
試合後、衛生放送局「スカイ」のインタビューでロイスは好調の要因を語った。やはり怪我なく継続的にピッチに立てていることと、得意とするトップ下での起用が好調につながっていると明かした。
序盤戦はサイドで先発することもあったが、最近は4-2-3-1システムのトップ下が定位置となった。同じポジションには香川やドイツ代表MFマリオ・ゲッツェといった実力者も揃うが、ロイスが代えの利かない選手として絶大な存在感を放っている。
15試合を終えて2位ボルシアMGに勝点9差をつけるドルトムント。その中心に「ロイスあり」と結果で示した。