鹿島は「レアルのライバルになる」 2016年以来の再戦にスペイン紙がアジア王者警戒

「レアルは準決勝のライバルの名前をすでに知っている」と16年以来の再戦に海外注目

 現地時間19日の準決勝では、Jリーグ王者、開催国代表として出場した2016年大会の決勝で延長戦の末に敗れたレアルとのリターンマッチとなる。スペイン紙「エル・パイス」は、「カシマがチーバス(グアダラハラ)を崩壊させ、レアル・マドリードのライバルになる」と言及。記事では、21日間実戦から遠ざかっていたグアダラハラが、試合を優位に進めていた「過度の過信」から後半早々の永木の同点弾を招いてしまったとゲームを分析するとともに、鹿島についてはジーコがテクニカルディレクターとして携わっていることを紹介している。

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 また、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」も、「日本のチームは準々決勝でスターのユウマ・スズキを欠いたが、残りの選手たちがチーバスを苦しめた」と鈴木不在のなかで他の面々が奮闘したと触れ、「レアルは準決勝のライバルの名前をすでに知っている」と報じている。

 “ジーコ・スピリッツ”を継ぐ常勝軍団は、UEFAチャンピオンズリーグ三連覇中のレアルの牙城を崩し、2016年のリベンジを果たせるだろうか。

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