宮市亮、豪快なダイビングヘッド弾で今季2点目 ザンクトパウリ称賛「芸術作品を完成」

ザンクトパウリのFW宮市亮【写真:Getty Images】
ザンクトパウリのFW宮市亮【写真:Getty Images】

後半24分に左サイドからのクロスを頭で仕留め、約3カ月ぶりの今季2点目をマーク

 ドイツ2部ザンクトパウリは現地時間15日、リーグ第17節でグロイター・フュルトと対戦。元日本代表FW宮市亮は、後半24分にダメ押しのダイビングヘッド弾を決めて勝利に貢献し、クラブ公式ツイッターも「ミヤイチが芸術作品を完成させた」と称賛した。

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 3試合連続スタメンの宮市は4-2-3-1の右サイドハーフで出場。試合は前半21分、ザンクトパウリのドイツ人DFフロリアン・カルステンがセットプレーのこぼれ球を押し込んで先制する。

 1点リードで前半を折り返し、迎えた後半24分だった。左サイドをノルウェー代表MFマッツ・デーリが個人技で崩し、中央へクロス。これに宮市はファーサイドから飛び込んでダイビングヘッドで合わせ、ワンバウンドしたボールは勢いよくゴール左隅に突き刺さった。

 相手GKは一歩も動けず、失点後に仰向けに倒れて悔しさを滲ませるほどの一撃。ザンクトパウリ公式ツイッターは「69分:ミヤイチが頭で芸術作品を完成させた」とテキスト速報で称賛した。

 宮市の今季リーグ戦2点目でリードを広げたザンクトパウリはそのまま2-0で勝利。2連勝で6戦無敗とし、リーグ4位をキープしている。宮市は17年6月に右膝前十字靭帯を断裂して長期離脱を余儀なくされ、今年9月21日のリーグ第6節インゴルシュタット戦(1-0)で1年4カ月ぶりに復帰。同カードで2年4カ月ぶりのゴールを挙げたが、グロイター・フュルト戦で約3カ月ぶりの得点を挙げた。

 ザンクトパウリ公式サイトによれば、宮市は試合後に「痛みなく、なんの問題もなくピッチに立てて嬉しい。数カ月前にはこんな状況は考えられなかったから」と振り返ったという。これまで故障に泣かされてきた26歳のアタッカーは、サッカーができる喜びを噛み締めているようだ。

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