【15日の補強動向】元日本代表DF青木、東京都社会人リーグの南葛SCに完全移籍

長年鹿島に所属し、今季は熊本でプレーしたDF青木剛【写真:Getty Images】
長年鹿島に所属し、今季は熊本でプレーしたDF青木剛【写真:Getty Images】

長年鹿島に所属し、今季は熊本でプレーしたベテランDFが新たなステージへ

 J2ロアッソ熊本は15日、DF青木剛が東京都社会人サッカーリーグ1部の南葛SCへ完全移籍することを発表した。青木は前橋育英高から鹿島アントラーズへ加入すると、年代別代表だけでなく、2008年には日本代表にも選出された。2016年7月にサガン鳥栖へ移籍し、2017年シーズン最終戦ではJ1リーグ通算400試合を達成した。今季は出場機会を求めて熊本に移籍し、自身初のJ2で26試合に出場した。

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 青木は熊本公式サイトを通じ、「クラブ理念や復興のシンボルになるという思いを実現するべく戦ってきました」と加入時に抱いた自身の想いにも触れながら、「1年間でしたが、プレーさせてもらえた事に感謝します。熊本のこれからの復興、発展を心から祈っています。本当にありがとうございました」とのコメントを残した。

 移籍先の南葛SCは今季、Jリーグや海外でもプレーしたMF柴村直弥やJ3カターレ富山でもプレーしたFWホドリゴ・カベッサ、J2愛媛FCから獲得したMF安田晃大に加え、夏には元日本代表MF福西崇史が加入するなど、積極補強も実って東京都1部優勝。関東社会人サッカー大会に出場したが、2回戦で敗れ、関東サッカーリーグ昇格を逃している。

 また、ロアッソ熊本は同日、J3福島ユナイテッドFCからFW田村翔太の加入と、MF米原秀亮がJ2松本山雅FCへ完全移籍することも発表。15日時点で新卒選手4名、加入選手2名、移籍選手4名、契約満了・レンタル満了選手が10名と動きの多いオフとなっている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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