ギリシャ戦で相手を崩せず痛恨のドロー。次戦に向けて長谷部は、「とにかくやることはハッキリしている
うち合いは望むところ
だが、全てが終わったわけではない。既に2連勝して1次リーグ突破を決めたコロンビアを相手に勝利を挙げることができれば、ギリシャ対コートジボワールの結果次第で決勝トーナメント進出の可能性は残っている。
「コロンビア戦に向けて? もう、とにかくやることはハッキリしている。たくさん点を取れれば、と思う。他力ではあるけど、やることはクリアになった。チーム全体で準備をするし、自分がリーダーシップを取って、先頭を切ってやっていくことが大事になる。とにかく(ギリシャ戦の)前半のようなサッカー、アグレッシブなサッカーをやりたい。コロンビアも前に出てくるチームだし、がっぷり四つに組んで勝負したい。うち合いになると思うけど、それは自分たちの望むところ。自分たちの力を出せるチームだと思う」
長谷部は最後、言葉に力を込めた。生き残る道は、大量得点で勝利する以外にない。攻撃サッカーを標榜しながらも、攻めきれない不完全燃焼のザックジャパンは、最後に目を覚ますことができるのだろうか。
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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