サウサンプトンに「最も中島が必要」 降格圏クラブの“救世主”と英メディアが主張
レスターは監督が1月の補強を否定、ウォルバーハンプトンが確率「80%」とされるが…
ポルトガル1部ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉は、フローニンゲンの同MF堂安律と同様、移籍の噂が熱を帯びている一人だ。プレミアリーグではFW岡崎慎司が所属するレスター、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトン、昇格組のウォルバーハンプトンが候補に挙がっているが、英メディア「HITC」は「サウサンプトンに最もナカジマが必要」と主張している。
中島はポルトガルリーグ1年目の昨季、29試合に出場して10得点12アシストをマーク。2年目の今季も強豪スポルティングCP戦で2ゴールを決めるなど、5得点5アシストと攻撃を牽引している。
そんななか、現地時間6日にポルティモネンセのロドニー・サンパイオ会長がポルトガルのラジオ局「Radio Renascenca」でウォルバーハンプトンとの接触を認め、「100%完了はしていないが、移籍は80%まで来ている。1月中に決まることは可能だ」とし、大きな注目を集めた。
ポルトガル紙「ア・ボラ」では、レスターも中島を狙っていると報じられたが、英地元紙「レスター・マーキュリー」がクロード・ピュエル監督が1月の移籍市場でサインする予定はないと報じたことを紹介。プレミアリーグでの候補はウォルバーハンプトンとサウサンプトンに絞られたとし、「2クラブのうち、サウサンプトンは昨季から急失速するなかで、創造性が欠けており、ナカジマが最も必要だろう」と得点力がリーグワースト2位に沈み、降格圏の19位と苦戦しているサウサンプトンを有力候補に推している。
中島は来年1月に行われるアジアカップの日本代表メンバーに選出。A代表では初の国際大会出場となるが、ポルトガル紙「レコルド」は「争奪戦が激化するなかでのアジアカップはさらに価値を上げ、ポルティモネンセに大きな配当をもたらすことができる」と分析している。
果たして中島は、今冬に新天地へ移籍することになるのか。マーケットの動向から目が離せない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)