ミランのガットゥーゾ監督、EL敗退の現実に激怒 「相手にゲームを渡してしまった」
オリンピアコスに3失点を喫し、得失点差でグループステージ敗退が決定
セリエAの強豪ACミランは現地時間13日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節オリンピアコス戦で1-3と敗れ、得失点差の末に決勝トーナメント進出を逃した。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は「我々は相手にゲームを渡してしまった」とチームのパフォーマンスに激怒した。
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第5節終了時点で勝ち点10のF組2位につけていたミランは、最終節で3位のオリンピアコスと対戦。後半15分に先制を許すと、さらに同25分にオウンゴールで2点のビハインドを負う難しい状況に。その後、コロンビア代表DFクリスティアン・サパタのゴールで1点を返したが、後半36分にPKを決められて1-3で敗れた。この結果、グループ全体の得失点差でミラン(+3)はオリンピアコス(+5)を下回り、グループ3位で敗退が決まった。
試合後、衛星放送「スカイスポーツ・イタリア」の取材に応じたガットゥーゾ監督は怒り心頭だった。
「我々は相手にゲームを渡してしまった。全ての出来事によって一層強くなっていたかもしれないし、突破するにふさわしい資格を持っていたと思うので怒っているよ」
また、ガットゥーゾ監督は「我々はチャンスを手にした時に、まだ試合の流れを引き寄せるのに十分ではないことを示してしまった」と決定力不足に言及。さらに、敗戦のもう一つの要因としてビッグゲームの経験の欠如を挙げた。
「我々は対戦相手をゲームに参加させてはならない。現時点では、経験不足が我々の主な問題だと思う。我々は決意を持ってそういった試合に臨まなければならない」
欧州の舞台から早々に姿を消すことになったミランは、今後チームの状況を好転させられるだろうか。
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