ソラーリ監督、レアルファンからの非難に理解 「警笛を受け入れなければならない」
CL最終節に本拠地で0-3と大敗 スタンドから厳しい声と指笛が鳴り響き、イスコが反応
レアル・マドリードは現地時間12日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節CSKAモスクワ戦で0-3の完封負けを喫した。サンティアゴ・ソラーリ監督は、スタンドからの厳しい非難の声に「敗れたことに対するファンの警笛を受け入れなければならない」と語った。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
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G組首位通過を決めていたレアルは、最終節でCSKAモスクワと対戦。今年のバロンドールを受賞したクロアチア代表MFルカ・モドリッチら主軸を温存して挑んだが、前半のうちに2ゴールを許すと、後半にも失点し、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで0-3の大敗を喫してしまった。試合後には、スタンドからは選手たちを非難する指笛が鳴り響いた。
CSKAモスクワ戦ではハーフタイムと試合後にスタンドから厳しい声が飛んでおり、それに反応したスペイン代表MFイスコはサポーターを煽るようなジェスチャーをしたと報じられている。その状況をソラーリ監督は「見ていない」としたうえで、チームとして考えなければならないことがあると説いた。
「ホームで敗れたことに対してイライラすることは明らかだ。我々はそれを期待してなかったからね。誰も笛は好きではない。選手もチームだ。ただ今日は我々が良くなかったから、もちろん警笛を受け入れなければならない。ファンが結果を気に入らなければ、自分自身の思っていることを表現するのは普通のことだ。我々は好きではないけどね」
またこの試合で途中交代となったブラジル代表DFマルセロも、この「難しい状況」に対する自身の考えを明かした。
「僕たちが何かを変えなければならないことは明らかだ。ファンは誰かに満足していない時に笛を吹く権利がある。私のようにイスコも傷ついている。僕らはチームであり、これが再び起こらないようにハードワークするだろう」
なかなか状況が好転しないレアルだが、19日にはFIFAクラブワールドカップ準決勝も控えている。タイトルを獲得して嫌な流れを変えたいところだ。
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