ドルトムントで苦境の香川真司は「代償を払った」 “アジア杯落選”に海外記者が見解
日本代表のアジア杯メンバーに言及 ビッグネーム多数落選、若手が台頭と注目
日本サッカー協会は12日、来年1月にUAEで開催されるアジアカップに臨む日本代表メンバーを発表した。森保一監督はMF香川真司の招集を見送る決断を下したが、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版のガブリエル・タン記者は、ドルトムントで出場機会を得られていない香川が「代償を払った」との見解を示している。
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森保監督は今年9月からの新体制で中心選手となっていたMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)らを順当に選出した一方で、ここまで未招集となっていた香川のメンバー入りは今回も見送られることになった。
今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)では、日本の中核としてベスト16進出に大きく貢献した香川。しかし、ルシアン・ファブレ監督が就任した今季のドルトムントでは、負傷の影響もあってシーズン序盤からポジションをつかめず。リーグ戦出場がわずか2試合という苦境に陥ったことで、アジアカップメンバー落選という「代償を払った」と、タン記者は見解を示している。
その他にもベテランのFW岡崎慎司(レスター)やMF乾貴士(ベティス)ら複数のビッグネームもメンバー外になったと伝えた一方、DF吉田麻也(サウサンプトン)やDF長友佑都(ガラタサライ)など経験豊富な選手は十分にいると指摘。さらに森保ジャパンで飛躍を遂げるMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)の“2列目トリオ”については、「森保監督が5度目のアジア制覇を目指す日本の要として思い描いていても、驚くことはない」とし、今回のアジアカップは日本代表の未来を担う力を証明するための舞台になるだろうと締め括っていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)