浦和・槙野、サウジからの破格オファー認めるも目の前に集中宣言

「評価はうれしい」

 

 浦和の日本代表DF槙野智章が、今夏のオファーについて口を開いた。一部報道によると、サウジアラビア1部のアル・ナスルから年俸5億円ともいわれるオファーが届いたという。9日のトレーニング終了後、報道陣の取材に応じ、「話自体は、ここ1週間くらいでバタバタと動いたもの。選手として、国内、国外であろうが、カテゴリーの違うところであろうが、評価してもらって欲しいと言ってもらえることはうれしい」と、その存在を認めた。
 一方で、こうした報道が飛び交う中、過去に移籍を経験したからこその言葉を口にした。
「移籍を経験した選手なら分かると思うが 、移籍話が出た時や、周囲が騒がしい時に公式戦を戦う時の心情には難しいものがある。自分の中で整理しないと、プレーが疎かになる。そういう意味で、チームに迷惑はかけたくない。自分が与えられた環境や、自分がやるべきことは受け止めなければいけない。まずは試合に集中して、週末の柏戦に対してエネルギーを注ぎ込みたい」
そして、11日の柏戦に向けては「今は移籍がどうこうよりも、チームのために戦いたいのが先決。今、自分がいるのは浦和レッズで、週末には大事な試合がある。周りを巻き込むようなことはしたくない」と、浦和の一員として目の前の試合に集中しているという。

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