札幌チャナティップが成功モデルとなるか 6億9000万円超…東南アジア選手で移籍金最高額に
フィリピン代表GKを抜いてチャナティップが“最高額”と海外メディア報道
J1北海道コンサドーレ札幌は今季、惜しくも4位に終わりAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権獲得には手が届かなかったが、チームとしてJ1での最多勝ち点を更新するなど、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で躍進のシーズンを過ごした。その中心を担ったタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンが、東南アジアで最も高価な選手になるようだ。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版が報じた。
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Jリーグで2シーズン目を迎えたチャナティップは、攻撃陣の一角としてコンスタントに出場機会を増やすと、第2節で日本初ゴールを決めるなど、チーム3位となる8ゴールを記録。チームのゼネラルマネージャーからも大きく評価しているとされており、“タイのメッシ”と呼ばれるチャナティップを人気アニメ「キャプテン翼」と比較するほどと伝えている。
今季の活躍を含めて他クラブからの評価が上がり、多くのクラブの注目の存在となっているチャナティップだが、もともとタイのムアントン・ユナイテッドからの期限付き移籍という形式だったなかで、19年2月1日から完全移籍に移行予定だ。札幌がチャナティップの移籍金を610万ドル(約6億9200万円)に設定したと報じており、この金額が東南アジア選手の中で最も高額になるようだ。
これまではプレミアリーグのカーディフ・シティに所属するフィリピン代表GKニール・エザリッジの移籍金390万ドル(約4億4200万円)が最高額だったようだが、それと比べるとチャナティップは2億5000万円上回っており、相当な高評価と考えていい。急成長を遂げる東南アジアの選手たちの成功モデルとなるためにも、チャナティップに向けられる期待は大きいようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)