J2東京V、英国人のホワイト新監督の就任発表 悲願のJ1復帰へ、“ロティーナ体制”継承
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グアムや香港などの代表監督を歴任「ポジティブな流れを引き継ぎながら…」
J2の東京ヴェルディは12日、2019シーズンの新監督としてイングランド人のギャリー・ジョン・ホワイト氏が就任すると発表した。
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ホワイト氏は1974年生まれの44歳。FA(イングランドサッカー協会)が立ち上げた指導者養成コースの出身者で、1994年からオーストラリアやアメリカでアカデミーのディレクターなどを担当した後、イギリス領ヴァージン諸島代表、グアム代表、チャイニーズタイペイ代表などを率い、今年9月からは香港代表監督を務めていた。
今回の就任にあたり、クラブを通じて「長い歴史と伝統、そして多くの実績がある素晴らしいクラブで監督として仕事ができることを誇りに思うとともに、とてつもないやる気に満ち溢れています。私は、これまでに東京ヴェルディのコーチングスタッフや選手たちが作り上げてきたポジティブな流れを引き継ぎながら、さらに明白な目標として、この象徴的なクラブとファンを元いた場所、つまりJ1リーグの舞台に戻すことを目指します」とのコメントを発表した。
東京Vは2017年から、スペイン人のミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が2シーズン率い、昨季は5位、今季は6位でプレーオフに進出し、あと1勝でJ1昇格というところまで勝ち上がっていた。2008年以来のJ1昇格を果たすべく、来季はホワイト新監督に悲願達成を託すことになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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