レアル会長、バロンドール“3連覇”にご満悦 モドリッチは「タレント力と価値の象徴」
ペレス会長が所属選手を称賛 「マドリードにおけるレジェンドとなっている」
レアル・マドリードはサンティアゴ・ソラーリ監督体制で復調し、クラブワールドカップ(W杯)3連覇に向けた戦いが控えている。そのなかで明るいニュースと言えば、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ のバロンドール受賞だろう。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの二大巨頭による“独占”の時代を終結させたことでも話題となったが、クラブの長で剛腕として知られるレアルのフロレンティーノ・ペレス会長としても鼻高々なようだ。
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スペイン紙「マルカ」によると、ペレス会長は現地時間11日に本拠地サンチャゴ・ベルナベウでクリスマスディナーを実施。「我々はすでにクラブW杯優勝に向けて集中している」と世界一のクラブとしてのプライドを示すなかで、モドリッチについてこのように話したのだという。
「ここに所属する選手たちはすでに歴史を彩る一部であって、マドリードにおけるレジェンドとなっている。そしてマドリードのタレント力、そして価値を象徴するかのような存在として、バロンドールとFIFAザ・ベストの受賞者であるルカ・モドリッチがその中にいるのだから」
ペレス会長がこのようにモドリッチを称賛するのは、今年もバロンドール受賞者がレアル勢から輩出されたことにあるだろう。2016、17年は当時レアル所属のロナウドが同賞を勝ち取っており、今年はその座にモドリッチが就いた。常勝を求められるクラブだけに、個人タイトルでも他のクラブには譲れないプライドがある。
今季のモドリッチはロシアW杯での奮闘がリバウンドする形になったこともあり、ようやくコンディションが整ってきた印象がある。果たしてクラブW杯でその卓越したゲームメーク能力を発揮し、ペレス会長の心を満たすことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)