【10日のJ移籍動向】横浜FMの2年連続二桁得点FWが契約満了、清水DF角田は現役続行宣言

(左から)横浜F・マリノスFWウーゴ、清水エスパルスDF角田【写真:荒川祐史&Getty Images】
(左から)横浜F・マリノスFWウーゴ、清水エスパルスDF角田【写真:荒川祐史&Getty Images】

ウーゴ・ヴィエイラとブマルが契約満了、天皇杯王者・浦和はユース3選手の昇格を発表

 J1横浜F・マリノスは10日、FWウーゴ・ヴィエイラとMFオリヴィエ・ブマルとの契約満了を発表した。

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 2017年1月にセルビア1部レッドスター・ベオグラードから加入したウーゴ・ヴィエイラは、加入1年目にリーグ戦28試合で10得点を記録するだけでなく、カップ戦・天皇杯でも計10試合8得点。2015-16シーズンのセルビアリーグで得点ランク2位かつ年間最優秀選手を受賞した実力を見せつけた。今季は31試合13得点と”ポステコグルー革命”の進むチームにあって攻撃を牽引し続けた。クラブ公式サイトを通じて、「これからは、いちサポーターとしてマリノスを応援します。一度トリコロールの仲間になった私は永遠にトリコロールの一員です!」とコメントを残した。

 オリヴィエ・ブマルは今季から加入し、15試合2得点をマーク。「なかなか試合に絡めなかったので、自分としてはチームの力になれたかどうかは非常に心許なくはあります」と自らのシーズンを振り返りつつ、「日本という国、日本人との関わり方を学ぶことができた、とても楽しい一年間でした。ファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 また、J1清水エスパルスはDF角田誠との契約満了を発表。2015年シーズン途中に川崎フロンターレから加入すると、J1では36試合、J2では23試合に出場。しかし、今季は5試合の出場にとどまっていた。「日本平でもう一度プレーすることを目標に、残り少ないサッカー人生だと思いますが、頑張っていきたいと思います」と現役続行の意思を示し、「これまでサポーター、スタッフ、エスパルスに関わる方々には、いつもサポートしていただき本当に感謝しています。ありがとうございました」と語った。

 9日に天皇杯を制した浦和レッズは、ユースからMF池高暢希、DF大城蛍、GK石井僚のトップチーム昇格内定を発表した。1学年上にあたるDF橋岡大樹は今季ルーキーイヤーからリーグ戦に25試合出場し、ベストヤングプレーヤー対象選手にノミネートされた。DF荻原拓也もルヴァンカップ開幕の名古屋グランパス戦でスタメンに抜擢されると、2ゴールを決めて脚光を浴びた。新加入3選手も1年目から出番を掴むことはできるだろうか。

【10日発表、その他主な移籍動向】
<京都サンガF.C.>
FW レナン・モッタ 完全移籍加入(フィゲイレンセ/ブラジル)

<FC琉球>
FW 朴 利基 契約満了

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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