香川がアフガニスタン戦で3年332日ぶりの1試合2得点の大暴れ! 高原に並ぶ歴代9位タイ!

通算22得点! 次は「10番」の先輩俊輔の通算24得点

 日本代表MF香川真司(ドルトムント)の勢いが止まらない。8日、イラン首都テヘランで行われたロシア・ワールドカップアジア二次予選第3戦アフガニスタン戦前半10分に豪快なミドルで先制ゴールを決めると、2-0とリードして迎えた後半5分にも左足で追加点を決めた。
 
 背番号「10」が魅せた。10分、左サイドから原口(ヘルタ)がドリブルでカットインして香川にパスを渡すと、香川はリターンを狙って走り込む原口をおとりにしてトレードマークの高速ターンを披露。そのまま豪快に右足を振り抜くと、鮮やかなミドルシュートがゴール左に決まった。香川にとってはカンボジア戦に続く代表通算22ゴール目となり、中山雅史氏を抜き、歴代単独10位となった。
 だが、香川はここで終わらない。後半5分、本田(ACミラン)を起点に香川、原口とつないだパス交換からゴールに迫る。原口へのパスは一度カットされるも、粘って再び香川へつなぐと、ゴール左から左足を振り抜いてネットを揺らした。これが日本の3点目となり、アフガニスタンサポーターの押し寄せた敵地のようなアザディ・スタジアムで圧倒的な活躍を見せた。
 香川の日本代表1試合2得点は2011年10月11日のブラジルW杯アジア三次予選タジキスタン戦以来となり、実に3年332日ぶり。通算得点数を23とし、FW高原直泰(相模原)に並んで歴代9位タイとなった。次に見据えるは、偉大なる背番号「10」の先輩、中村俊輔(横浜FM)の通算24得点となった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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