「今すぐVARが必要だ」 ニューカッスルのベニテス監督、“疑惑の肘打ち”に怒りの抗議
ペレスが肘打ちを見舞われながらPKを得られなかったことでVAR導入の必要性を主張
プレミアリーグ第16節のニューカッスル対ウォルバーハンプトンが現地時間9日に行われ、2-1でアウェーに乗り込んだウルブス(クラブの愛称)が勝利を収めた。退場者を出して敗れたニューカッスルのラファエル・ベニテス監督は相手の危険な肘打ちが見逃されたとし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の早期導入の必要性を叫んでいる。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
前半17分に先制を許したニューカッスルだったが、その6分後にはスペイン人FWアヨセ・ペレスの得点で同点として前半はイーブンで折り返した。勝ち越しを狙った後半だったが、12分にアメリカ代表DFデアンドレ・イェドリンがFWディオゴ・ジョッタに対するファウルで一発退場処分となった。
数的不利となったニューカッスルは後半アディショナルタイムに失点し、昇格組ウルブスに1-2で競り負ける結果となった。
試合後、チームを率いるベニテス監督はウルブスの決定的なファウルが見逃される場面があったとして、ビデオ判定の必要性を叫んでいる。
「今すぐにVARが必要だ。今日も問題のシーンがあった。アヨセ・ペレスの顔に対する肘打ちで明らかにレッドカードだ。VARが必要だ。今すぐにね」
ベニテス監督はペナルティーエリア内でウルブスDFウィリー・ボリーが浮き玉を競り合う際にペレスに顔に肘打ちをしたと主張。PKが与えられなかったことに不満を示し、すぐにでもVARを導入すべきと訴えていた。
今季9敗目(3勝4分)を喫したニューカッスルは暫定15位に転落。降格圏の18位のハダースフィールドとの勝点差はわずか3と残留争いのグループから抜け出せずにいる。
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