「引退しても一流スキル」 テリー、ノールックバックヒールで圧巻の“ボール拾い”が話題
今年10月にアストンビラのアシスタントコーチに就任したテリー
昨季限りで現役引退した元イングランド代表DFジョン・テリーは、今年10月から所属していたアストンビラのコーチに就任しているが、練習後のボール拾いの際に自然体で現役さながらの卓越したスキルを見せており、そのワンシーンの動画を自身の公式インスタグラムに投稿している。
テリーは下部組織時代からあわせて22年間、チェルシー一筋でプレーし、類稀なリーダーシップでチームを束ねる闘将として世界でも名を馳せていた。2017年にチェルシーを退団し、アストンビラで1年間プレー。昨季限りで契約満了となり、約3カ月新天地を模索していたが、アストンビラ側からアシスタントコーチ就任の打診を受けたため、それを引き受け、現役生活にピリオドを打った。
現役こそ引退したが、世界の最前線で戦ってきた百戦錬磨のプレミア戦士のスキルは依然として衰えてはいないようだ。テリーが自身の公式インスタグラムに練習後の動画を公開。そこには、テリーが軽快なステップでボールをケースに入れている様子が映し出されており、最後のボールはノールックでの左足のバックヒールでケースへと収めた。コメント欄では「才能溢れるキャプテン」「なんて巧みなタッチなんだ!」「ストライカー級のトップスキル」「引退しても一流のスキル」と反響を呼んでいた。
また、英紙「デイリ・メール」も「テリーが目を見張るようなバックヒールフリックを披露」と報じ、「アストンビラの練習後に光り輝くスキルの片鱗を見せ、依然としてクオリティーを備えていることを証明した」と紹介している。
テリーと同タイミングで指揮官に就任したディーン・スミス監督は、就任前12試合で勝ち点15に留まっていたのに対し、就任後は9試合で勝ち点17と調子は上向いている。闘将テリーのアシスタントコーチ就任もチームの向上に一役買っているようだ。
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