名将オリヴェイラが浦和にもたらした大団円 “魔法”に込められたACLへの熱き思い
就任当初の浦和は意欲の低下が顕著だったと告白「少し無気力に見えるところがあり…」
まさに“オズの魔法使い”の面目躍如だった。浦和レッズは9日の天皇杯決勝、ベガルタ仙台戦で1-0の勝利を収め、3季連続でタイトルを獲得。4月末からチームを率いたオズワルド・オリヴェイラ監督は「チームにモチベーションを与えるのが必要だった」と話した。
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今季の浦和は昨季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制した堀孝史監督の体制でスタートしたが、序盤に躓いた。4月1日には早くも契約解除となり、育成ダイレクターとユース監督を務めていた大槻毅暫定監督に引き継いで立て直すと、4月末にオリヴェイラ監督が正式就任。ロシア・ワールドカップ(W杯)の影響で過密日程となった前半戦だけに「9試合か10試合を連続で戦い、多くのことは変えられなかった」と振り返る。
そうしたなかで、指揮官の目に足りないと見えていたものは明確だったと話す。
「まずはモチベーションを与えることが必要でした。選手たちの練習を見て、意欲の低下を感じました。少し無気力に見えるところがあり、試合では後半になるとパフォーマンスが低下してしまう。中断期間中に静岡県で行ったキャンプで、フィジカルを鍛えて戦術を浸透させました。やはり、フィジカルの向上が必要でした。それがなければ、チームの規律や戦術も実行できません」
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