アーセナルMF、華麗な決勝バイシクル弾を英紙称賛 「神業」「スズメバチのような存在」
格下ハダースフィールド相手に引き分けがちらつくなか、トレイラが値千金の決勝ゴール
アーセナルのウルグアイ代表MFルーカス・トレイラは現地時間8日のプレミアリーグ第16節ハダースフィールド戦で値千金の決勝点を挙げ、1-0の勝利に貢献した。勝負を決めた鮮やかなバイシクル弾に英メディアもスポットライトを当てている。
前節に行われたトットナムとの「ノースロンドン・ダービー」で4-2と逆転勝利を収め、公式戦21戦無敗と勢いに乗るアーセナルだったが、この日は格下のハダースフィールド相手に思うように攻め切れず。試合終了間際までスコアレスが続き、チームにも焦りの色が見え始めていた。そんななか、救世主となったのが22歳のトレイラだった。
0-0で迎えた後半38分、ペナルティーエリア右に放り込まれたボールに走り込んだガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが混戦のなかで浮き球のクロスを上げると、ゴール前で構えていたトレイラが宙を舞い、体を捻りながら右足を一閃。アクロバティックなバイシクルシュートをネットに突き刺し、値千金の決勝弾を叩き込んだ。
英紙「ガーディアン」は「トレイラが衝撃的なバイシクル弾」と見出しを打ち、その活躍を称えている。
「アーセナルは、トレイラの神業のおかげで瀬戸際の勝利による甘美の味を嗜むことができた。中盤から突き刺すようなスズメバチのような存在がスコアに違いを生み出し、張り詰めたこう着状態をオーバーヘッドで打ち壊した」
アーセナルは今季から就任したウナイ・エメリ監督の元で勝負強さを見せ、リーグ戦でも第3節から14戦無敗(10勝4分)を維持している。トレイラも中盤の要として不可欠な存在となっており、この一戦での決勝弾でさらに輝きを増すことになりそうだ。
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