アーセナルを開幕直後に襲った悲劇 イングランド代表FWが半年間の離脱

ウェルベックが来年2月まで復帰できず

 アーセナルが今季序盤で早くも故障の呪いにかかってしまった。イングランド代表FWダニー・ウェルベックは、左膝の手術を受けたが、イングランド代表のロイ・ホジソン監督は「全治6カ月」と発表している。ESPNが報じた。
「ウェルベックが今悩みの種だ。彼は3月から代表から離れており、アーセナルからは4カ月離脱している。すでに4カ月だが、今私はあと6カ月離脱になると聞いている。ダニーが少しでも早く復帰して、練習場を駆け回れることを祈るだけだ」
 アーセナルは数カ月の離脱と発表していたが、ホジソン監督は来年2月までウェルベックが復帰できない現状を暴露した。アーセナルは今季レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマなどの補強に動いたが、最終的に前線の補強はできず。そして、ウェルベックの重傷と長期離脱が明らかになったことで、ライバルクラブが大型補強を続ける中、故障に苦しみ続けた強豪に開幕の時点で離脱者が出ていることが明らかになった。
 GKペトル・チェフの獲得以外に移籍市場で大きな動きを見せなかったアーセン・ベンゲル監督に対する風当たりは強くなりそうだ。
「ダニエルも同じような感じだ。(代表から離れてから)1年になる」と、ホジソン監督はリバプールFWスターリッジの故障離脱も嘆いていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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