なでしこJ、19年女子W杯で“英国勢”と同組 英メディア「日本は3年間でランクダウン」

なでしこジャパンはイングランド、スコットランド、アルゼンチンと同組となるグループDに入った【写真:Getty Images & AP】
なでしこジャパンはイングランド、スコットランド、アルゼンチンと同組となるグループDに入った【写真:Getty Images & AP】

イングランド&スコットランドの英国勢、アルゼンチンと同じグループに

 来年の女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は、現地時間8日にグループリーグの組み合わせ抽選会が行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)はイングランド、スコットランド、アルゼンチンと同組に入った。英メディアでは、イングランドとスコットランドの直接対決が注目を集めている。

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 英公共放送「BBC」は、初戦で激突するイングランド対スコットランドの“同国対決”にスポットを当てている。イングランド代表のフィル・ネビル監督は「どちらのチームの選手たちも、お互いをピッチの中でも外でもよく知っている対戦」と話し、「3つの輝かしい試合を戦うことになるが、どうしても最初の試合が誰の口からも最初に飛び出す試合になる。最も近いところにいるライバルだからね」と、対戦についてコメントした。

 両国は昨年の女子欧州選手権で対戦し、その時はイングランドが6-0で勝利した。しかし、スコットランドのシェリー・カー監督は「誰もがユーロのことを話すと思うけれども、グループ全体にフォーカスしないといけない。誰もが厳しいグループであることを理解しているけれども、同じくらいエキサイティングな組分けになった」と話した。

「BBC」では日本について、2015年の前回大会でイングランドが1-2で敗れた相手であると紹介。しかし、「決勝でアメリカに2-5で敗れてから、3年間で一気にランクダウンした」と、現在のFIFAランキングでもイングランドのほうが上位であるとした。

 ネビル監督は「1次リーグの3試合はどれも特別だが、英国サッカーにとって持つ意味はさらに特別だ」と、組分けについて話した。同国対決に盛り上がる英国勢と同居した日本は、3大会連続の決勝進出と2大会ぶりの優勝に向け、両国との対戦を制することができるだろうか。

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