J1全18クラブ「2018年ストライカー査定」 5項目データで4段階評価、“A判定”は?

イニエスタ&ポドルスキと競演のウェリントン、決定率が伸びず
【セレッソ大阪】
杉本健勇=D
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(1)5ゴール…15位
(2)2.43本…9位
(3)7.58%…18位
(4)1回…15位
(5)26.07回…7位
昨季22ゴールを決めた杉本にとって今季は苦難のシーズンとなった。ゴール数が「17」も減ったうえに、決勝点の回数はわずか1回、さらに決定率は7.58%で18人中最下位と、不振を物語る数値を示していた。
【ヴィッセル神戸】
ウェリントン=D
(1)5ゴール…15位
(2)2.94本…5位
(3)9.26%…17位
(4)1回…15位
(5)18.71回…15位
同僚のFW古橋亨梧も同じ5ゴールだが、決定率が約33%を誇っているのに対し、ウェリントンは9.26%と、イニエスタ、ポドルスキと世界的名手に囲まれながらも、ストライカーとして不甲斐ないパフォーマンスに終始している。第33節の清水戦(3-3)では乱闘騒動の末に退場処分を命じられるなど、後味の悪い結末を迎えた。
【サンフレッチェ広島】
パトリック=A
(1)20ゴール…2位
(2)3.59本…2位
(3)17.86%…13位
(4)7回…1位
(5)27.00回…5位
前半戦の広島の快進撃を支える主役となったパトリックだが、後半戦に入って無得点の試合が増えるのに比例するように、チームも調子を落としていった。絶対的なストライカーとして君臨したことが、逆に“エース依存症”を際立たせる格好に。それでも18人中で最多7回の決勝点など、2位躍進の立役者となったことに疑いの余地はない。
【サガン鳥栖】
フェルナンド・トーレス=D
(1)3ゴール…18位
(2)2.07本…13位
(3)9.38%…16位
(4)1回…15位
(5)23.94回…10位
今夏に加入した“神の子”は、チームが採用する戦術の影響もあり、フィニッシャーではなくポストプレーヤーの役割に徹する試合が多かった。それでも、第33節の横浜FM戦(2-1)では値千金の決勝ゴールを決め、チームの残留に大きく貢献した。