香川真司は「ダービー史に名を残す偉大な3人」 ドルトムント地元メディアが選出
スモラレク、フライとともに近年のダービーで記憶に残る選手に選ばれる
ドイツ・ブンデスリーガは現地時間8日に、シャルケ対ドルトムントの「レヴィア・ダービー」が行われる。宿命のライバル対決を前にドルトムント地元メディア「DORTMUND24」は、「レヴィア・ダービーで歴史を築いたこの選手たち」と題し、近年のダービーで記憶に残る選手3人を選出。MF香川真司らに焦点を当てている。
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同メディアは「シャルケとドルトムントのレヴィア・ダービーは、常に偉大な選手を生み出してきた。(元ポーランド代表FW)エビ・スモラレク、(元スイス代表FW)アレクサンダー・フライ、シンジ・カガワは近年のダービーの歴史に名を残す存在だ」と綴ると、シーズンに2回行われるこのダービーは最も重要な試合であるにもかかわらず、ファンの記憶に残る試合は少ないとコメント。「それでも近年行われた3つの試合は、多くのファンの脳裏に焼き付いている。その役者はスモラレク、フライ、香川だ」と、この3選手が重要な役割を担ってきたと述べた。
香川について同メディアは「レヴィア・ダービーで、シャーレの基礎を築いた」と小見出しを打ち、2010年9月11日の試合をフォーカス。香川はこの一戦で前半19分と後半13分にゴールを決めているが、「このダービーの前、BVB(ドルトムントの略称)のファンはシーズンがどんなエンディングを迎えるか、予想すらしていなかった。しかし、シンジ・カガワが彼の2ゴールによって、その予感を味わわせてくれた」とコメント。最終的に2010-11シーズンのマイスターシャーレ(優勝皿)を手にしたチームの躍進は、香川のゴールから始まったとの見解を示している。
今冬で退団との噂も出ている香川だが、2015年11月のダービーで決めた相手GKの頭上に弧を描く美しいダイレクトループ弾も含め、シャルケ戦での活躍はファンの間でいつまでも語り継がれることだろう。