天皇杯優勝を狙う浦和に朗報 準決勝で負傷の3人、「順調に回復」と指揮官明言
オリヴェイラ監督が鹿島戦で負傷交代の興梠、武藤、青木の状態に言及
今季タイトル獲得のラストチャンスであり、来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得をかけた9日の天皇杯決勝に臨む浦和レッズにとって、朗報となりそうな声が届いた。5日の準決勝・鹿島アントラーズ戦で負傷交代した3選手について、オズワルド・オリヴェイラ監督は7日の記者会見で「彼らが出場できる可能性は大きい」と話した。
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鹿島戦は指揮官が、「サッカーというよりも戦場」と表現するような激しい試合になった。そのなかで後半、FW興梠慎三、FW武藤雄樹、MF青木拓矢の3人が相次いで負傷交代という事態になった。オリヴェイラ監督が「1試合で3人の交代枠を怪我で使ったのは初めて。戦術的な交代は一つもなく、全てが物理的なものだった」と話すほどだ。
実際に7日のトレーニングでも、興梠と武藤は室内での別メニュー調整だったが、左肘を痛めた青木は「骨に影響はない」という状況でピッチに姿を見せ、他の鹿島戦でスタメン出場した選手たちと調整メニューを消化し、ランニングする姿があった。
オリヴェイラ監督は「今朝、3人とも順調に回復をしているという嬉しい報告があった。青木も今日、ピッチでトレーニングをした。興梠も武藤もかなり良くなっているということだ。彼らが出場できる可能性は大きいと考えている。私の感覚では、3人とも出られるのではないかと思っている」と、3人が9日の決勝・ベガルタ仙台戦に出場する可能性について話した。
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