レスター、来年1月にFW補強急務と英紙主張 「岡崎も役割をこなせると示したが…」
ヴァーディやゲザルの負傷に加え、若手のイヘアナチョもチャンスをものにできず
FW岡崎慎司の所属するレスターは、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディなど攻撃陣に負傷者が相次いでいる。地元メディアは今夏限りで契約満了となる岡崎らに代わる新たなストライカー補強の必要性を主張している。
クロード・ピュエル監督は1月の移籍市場で動くつもりはないともコメントしているが、エースのヴァーディやアルジェリア代表MFラシド・ゲザルといった負傷者が相次いでおり、補強に動かざるを得ない状況になっている。
レスターの地元紙「レスター・マーキュリー」は、「なぜレスター・シティが1月にストライカーを連れてくるべきか」と特集。いまだヴァーディ頼りになっている現状に触れて、代役を務めている選手たちの不足感について言及している。
将来性も期待されて昨夏に獲得した22歳のナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョに関しては、「いまだに学んでいる最中で、クレイブン・コテージ(第15節フルハム戦)でヴァーディの代役を果たすことはできずに苦しんでいた」と言及。チームへの適応に時間がかかっており、レギュラー定着のチャンスをものにできていない。
岡崎については「フルハム戦で役割をこなせるということを示した」と一定の評価を受けているものの、「しかし、ピュエルは前線により重責を担うストライカーを探すだろう」とやや厳しい立場に置かれている状況が指摘されている。
補強のターゲットとして、ナントのアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラやクラブ・ブルージュのブラジル人FWウェズリー・モラエスや、レスターからの期限付き移籍中のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンのイングランド代表MFハーヴェイ・バーンズの呼び戻しなどのプランも挙がっている。
頼れる点取屋不在という課題を抱えるレスター。1月は積極的な補強に動くことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)