サッリ監督、チェルシーと王者シティの“格差”を痛感 「彼らは別のカテゴリーにいる」
ウルブス戦の逆転負けを受け、「トップ4」にとどまる難しさを力説
チェルシーは現地時間5日のプレミアリーグ第15節ウォルバーハンプトン戦で1-2と逆転負けを喫し、今季2敗目となった。マウリツィオ・サッリ監督は、選手たちに「あまりにも自信があり過ぎる」と指摘し、「マンチェスター・シティは別のカテゴリーにいる」と現状でのリーグでの立ち位置について語った。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
ウォルバーハンプトン戦はイングランド代表MFルベン・ロフタス=チークの一撃で先制するも、後半に5分間で2失点を喫して逆転負け。ボール支配率70%、シュート17本を記録しながら勝利できず、サッリ監督はチームの戦い方に苦言を呈した。
「我々は55分まではとても上手くいっていたと思っている。ただ、完全にゲームをコントロールしていたなかで事故的に失点した最初の相手のゴールの後、突然別のチームになってしまった。なぜかは分からない。私は本当に心配しているんだ。それは結果ではなく、最初のゴールの後に全く反応しなかったことにだ。ゴールの後、自分たちのサッカー、結果、全てを失ってしまった」
そして、サッリ監督は改めて自分たちはタイトルを争うチームではないと話し、今後の戦いを見据えている。
「シティは別のカテゴリーに入っている。彼らは我々のカテゴリーにはいない。我々はトップ4にとどまるためにプレーしなければならない。(ナポリを率いた)昨季のイタリアでは(勝ち点)91ポイントでタイトルを獲得できなかった。勝つことがどれほど重要かは分かっているし、結果的にトップ4にとどまるのは難しいんだ」
現地時間8日のリーグ第16節で、昨季王者のシティと対戦するチェルシー。ウォルバーハンプトン戦の黒星を乗り越え、首位チームに一泡吹かせることはできるだろうか。
[ftp_del]
>>【PR】UEFAチャンピオンズリーグ&ヨーロッパリーグの「大会情報・日程・視聴方法」をチェック!
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)