「最初に思い出すのは真司」 ドルトムント最古参DF、“ルール・ダービー”回想で香川称賛
シュメルツァーは加入1年目で2得点を挙げた2010-11シーズンの一戦を称賛「本当に特別」
現在リーグ首位に立つドルトムントは、現地時間8日のブンデスリーガ第14節でシャルケと対戦する。膝の負傷で欠場が続いていたドイツ代表DFマルセル・シュメルツァーは今週チーム練習に合流したが、「ルール・ダービー」の思い出にMF香川真司を挙げ、「本当に特別だった」と回想している。ドイツ地元紙「Neue Ruhr Zeitung」が報じた。
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左サイドバックのシュメルツァーは、現地時間9月26日のリーグ第5節ニュルンベルク戦(7-0)を最後に戦線から離脱。今週に入り、ようやくチーム練習に合流した。シャルケとの「ルール・ダービー」はライバル関係から“ドイツで最も盛り上がる”とも言われるが、チーム最古参のベテランはダービーで忘れられない試合があるという。
それが2010-11シーズンの敵地での一戦だ。試合は加入1年目の香川がドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(現バイエルン)から2得点を挙げる鮮烈なパフォーマンスを披露して、3-1で勝利。香川はドイツ初の2ゴールでドルトムントサポーターのハートをガッチリと掴んだ。
シュメルツァーも「ダービーについて考える時、最初に思い出すのはシンジに導かれて勝利した瞬間だ。この話は経験した誰もが覚えている。本当に特別だった」と振り返っている。
以降も、2015-16シーズンにも相手GKの頭上に弧を描く美しいダイレクトループ弾を流し込んで先制弾を決めるなど、過去9試合で4得点1アシストを記録。“ダービー男”として名を馳せた。
今季はルシアン・ファブレ新監督の下で苦境の時期を過ごしており、今冬での退団の可能性も取り沙汰されている香川。ドルトムントで輝きを取り戻すことはできるだろうか。