元日本代表MF細貝、J2降格の柏からタイ1部ブリーラムに完全移籍 「悩み、葛藤した」
2017年から柏に在籍、今季8試合出場 苦悩した胸中と移籍決断の理由を明かす
J1柏レイソルは6日、元日本代表MF細貝萌がタイ1部ブリーラム・ユナイテッドFCに完全移籍すると発表した。
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32歳の細貝は、2005年に浦和レッズに加入。2011年からドイツに渡り、アウクスブルク、レバークーゼン、ヘルタ・ベルリンでプレー。2015-16シーズンはトルコのブルサスポルに在籍し、2016年夏にシュツットガルトへ加入したなか、2017年3月に柏へ移籍していた。今季の柏は苦戦を強いられ、J1・17位でJ2降格が決定している。
細貝は柏の公式サイトを通じて「ドイツから戻ってきて2シーズンという短い期間でしたが、小学生の頃から憧れていた選手がプレーしていた日立台でプレーできたことは非常に光栄でした」とコメント。また在籍した2シーズンを振り返り、「30歳を超えたベテランとしてチームに加入しておきながら、なかなか試合に出場できず、本来の自分らしいプレーを、ファン、サポーターの皆様にみせることが出来ず、直接的にチームの力になることができない状況は自分自身非常にもどかしい思いでした」と胸中を吐露している。
柏移籍1年目はリーグ戦14試合0得点、2年目の今季はリーグ戦8試合0得点にとどまっていた細貝。タイでの挑戦を決断したなか、苦悩とともに移籍の理由を明かした。
「このままレイソルの選手として仲間と一緒にプレーし続けたい気持ち、若い選手が多いレイソルで自分が経験してきたことを間近で伝えていきたい気持ち、様々な思いの中で悩み、葛藤もしましたが、サッカー選手として自分自身がもっと成長し続けたい、その気持ちで新しいチャレンジをすることに決めました」
悩みながらも新天地でのチャレンジを選んだなか、最後は「いつも雰囲気の良い日立台、そして柏の街では多くのファン・サポーターの方々から声援を送っていただきました。皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。応援していただき本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。
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