マンU、失点後のリスタートから“わずか13秒”の電光石火弾! 英紙「カオスな殴り合い」
アーセナル相手に白熱の打ち合い、MFリンガードが2失点目の直後に同点弾
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間5日、プレミアリーグ第15節でアーセナルと対戦し、ホームで2-2と引き分けた。イングランド代表MFジェシー・リンガードはこの日、貴重な同点弾を決めたが、失点後からのリスタートからわずか13秒での一撃であったことが話題を呼んでいる。
強豪同士のビッグマッチとなった一戦は、1-1で迎えた後半23分に自陣でボールを失ったユナイテッドDFマルコス・ロホが、ペナルティーエリア内に抜け出したアーセナルFWアレクサンドル・ラカゼットに対し後方からスライディングタックルを仕掛けると、これがオウンゴールとなって勝ち越しゴールを許す厳しい展開に。しかし、ユナイテッドがスコアを再びタイに戻したのは、再開からわずか13秒後のことだった。
失点後のリスタート直後、ロホがロングパスを前線に放り込むと、ベルギー代表FWロメル・ルカクが潰れてボールがアーセナルゴール前へとこぼれていく。相手がクリアしきれないでいると、リンガードが間隙を突いて押し込み電光石火の同点ゴールを決めた。
英紙「デイリー・メール」は「2点目を奪われた後、リンガードが13秒で同点とする一撃を決めるカオスな殴り合い」と報じ、「一言で言えば、エキサイティングだ。ユナイテッドは二度にわたりリードを奪われる展開となったが、どちらも失点から5分以内に追いついている。とりわけ2得点目はたった13秒後だ。エメリ監督はタッチライン際で顔をしかめていた」と綴り、ライバル対決が激しい一戦であったことを紹介している。
今季のユナイテッドは15試合を終えて8位といまだ浮上のきっかけをつかみきれずにいるが、クラブの持ち味である粘り強さは徐々に戻ってきているのかもしれない。
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