興梠と武藤の回復を信じて待つ構え　「必要であればホテルを取って回復させます」

　オリヴェイラ監督は、青木については明言を避けたものの、興梠と武藤についてはギリギリまで回復を待つことを明言した。

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「二人は決勝までに必死で回復に務めます。私たちのスタッフであるアレックスは、足首の専門家です。必要であればホテルを取って、24時間、夜通しでも回復をさせます。私たちは目標にフォーカスしてやらなければいけない。日曜日の試合が終わればオフになる。それまでは、やるべきことのすべてをやる。それは回復も一つです」

　1日のリーグ最終節FC東京戦（3-2）では興梠と武藤が欠場。その試合では、この日も興梠との交代で入ったFW李忠成が2ゴール、武藤と交代したMF柴戸海が１ゴールと結果を残している。それだけに「もし二人が難しくても、李、柴戸、阿部（勇樹）が良いプレーをしてくれている」と、選手たちへの信頼を寄せた。とはいえ、2トップの出場可否は決勝の展開に影響を与えるのは間違いないだろう。

　満身創痍で準決勝を勝ち抜いた浦和は、今季に残されたタイトルへのラストチャンスと来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権の懸かった“ホーム”埼玉スタジアムでの決勝に臨む。初優勝に燃える仙台を相手にした一戦で、浦和の2トップはピッチに立つことができるだろうか。

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