ユーベ監督、C・ロナウドのバロンドール落選に“期待” 「次のモチベーションになる」
賞レースでモドリッチに敗れた悔しさにより、今季のプレーに磨きがかかると予測
フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が主催する「バロンドール」の授賞式が3日に行われ、レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが初受賞を果たした。ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、惜しくも2位となったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドこそがバロンドールに「ふさわしい」と言及。今回の悔しさが「次のモチベーションになる」と期待した。米衛星放送「FOXスポーツ」が報じた。
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ロシア・ワールドカップ(W杯)で母国クロアチアを準優勝に導き、大会MVPにも輝いたモドリッチは、同じくUEFAチャンピオンズリーグ(CL)三連覇を成し遂げていたロナウドやW杯優勝のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)を抑え、2018年度のバロンドールを受賞した。
過去10年にわたって栄冠を独占してきたロナウドとメッシ以外の受賞は大きな話題を呼んだなか、アッレグリ監督は「レアルでCLを制したことで、彼がバロンドールに選ばれるにふさわしいと思っていた」とロナウドが通算6度目の受賞に値すると感じていたようだ。しかし、今回の落選が次のモチベーションにつながると考えていることを明かした。
「ポルトガル代表のW杯は、正直なところチームとしてベスト16以上には進むことができなかったと思う。ゆえに、私は彼がバロンドールを獲得するにふさわしいと考えている。しかし、賞を逃したことは今シーズンのプレーをさらに良くし、ユベントスで次のバロンドールを獲得するモチベーションになると思っているよ」
今年7月にユベントスへ加入以降、公式戦18試合で11ゴールを挙げているロナウド。ユベントスに数多くのタイトルをもたらし、2019年度のバロンドールを獲得できるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)