日本移籍報道のチェルシーMFセスク、サッリ監督が残留希望 「解決策を見つけられる」
ベテランのセスクとルイスに長期契約延長を提示せず、退団の可能性も浮上しているが…
チェルシーの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、今季限りで契約が切れるため、国内外への移籍が取り沙汰されている。チームを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、「最後に解決策を見つけられると思っている」と残留を希望した。
来年1月に冬の移籍市場が開幕するなか、チェルシーは移籍の話題に事欠かない。セスクは欧州以外からも獲得に向けた関心が寄せられ、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は「日本からオファーが来た」と報道。さらに、元ブラジル代表DFダビド・ルイスにも退団の噂が浮上している。
チェルシーは30代の選手に関して、毎年1年ずつしか契約延長をしない方針が顕著だ。契約延長の年数を制限してリスクを回避しているが、長期契約を望むセスクとルイスは現状にギャップを感じているとされている。
もっとも、サッリ監督は妥協案が見つかると確信。英公共放送「BBCスポーツ」は、記者会見で二人の残留を望んでいることを明かしたという。
「ダビドとセスクはリーダーなんだ。だから、もし彼らが私たちと一緒に残ったとするならば、私にとってもスタッフにとっても、またチームメイトにとっても、とても重要な選手だと思っている。クラブは短い契約を望み、選手たちは長期契約を望んでいる。これは難しい問題なんだ。それでも私は最後に解決策を見つけることができると思っているよ」
日本への移籍報道もあるだけに、セスクの去就動向には大きな注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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