カウンター演出のヘタフェ柴崎、スペイン紙も評価 「ガクに自由が与えられてから…」
国王杯32強コルドバ戦でリーグ開幕戦以来となるフル出場、チーム3点目の起点に
ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は、現地時間4日のスペイン国王杯32強コルドバ戦との第2戦に先発出場。レアル・マドリードとのリーグ開幕戦以来となるフル出場で、5-1(合計スコア7-2)の勝利に貢献した。チーム3点目の起点となる働きに、海外メディアは「ガクによるカウンターアタック」と報じ、柴崎に自由を与えることでチームがよりスムーズに回ったと分析している。
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柴崎はコルドバ戦で4-4-2システムの中盤センターで起用。ヘタフェは前半18分に相手GKのミスを見逃さなかったスペイン人MFフランシスコ・ポルティージョが先制点を奪うと、スペイン人FWアンヘル・ロドリゲスがハットトリックを達成するなどコルドバを圧倒した。
柴崎に見せ場が訪れたのは後半4分。自陣でボールを手にした柴崎は前方のアンヘルにスルーパスを出してフリーラン。アンヘルのリターンこそカットされたものの、こぼれ球をMFロベルト・イバネスが流し込み、高速カウンターからチーム3点目が生まれた。
スペイン国営放送「RTVE」は、「ガクによるカウンターアタック。ロベルト・イバネスがルーズボールを拾い、ディフェンダーを粉砕してスコア」と得点シーンの起点になったことを伝えている。また、スペイン紙「AS」は「ボルダラスが目の当たりにしたものは、望ましいものではなかった。しかし、クリストフォロを一人ピボーテ(中盤の底)に残すシステムに変更し、ガクに自由が与えられてからフットボールが楽しめるようになった」と分析。2ボランチの一角を担ったウルグアイ人MFセバスティアン・クリストフォロをアンカー気味に残し、柴崎をより攻撃的にプレーさせることでチームが機能したとしている。
リーグ戦では9月16日のリーグ第4節セビージャ戦(2-0)以降、2カ月半以上出番のない柴崎だが、コルドバ戦をきっかけにポジション争いで挽回したいところだ。
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