ヘタフェ柴崎、リーグ開幕戦以来の先発で現地紙及第点 監督も評価「よくやってくれた」
ボランチを任されてフル出場 序盤はプレースピードが上がらずも徐々に修正
ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は現地時間4日に行われたスペイン国王杯ベスト32コルドバ戦との第2戦に先発フル出場を果たした。久々の90分間にわたる貴重な実戦機会を手にし、チーム3点目の起点になるなど5-1(合計スコア7-2)の勝利に貢献。地元紙、ホセ・ボルダラス監督の評価も上々だった模様だ。
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スターティングメンバーとなると今季開幕戦のレアル・マドリード戦以来の柴崎。4-4-2システムの中盤センターのポジションを任された。試合は前半18分に相手GKのミスを見逃さなかったスペイン人MFフランシスコ・ポルティージョが先制点を奪い、ヘタフェが優位に試合を運んだ。その後はスペイン人FWアンヘル・ロドリゲスのハットトリックなどでコルドバを圧倒した。
柴崎に見せ場が来たのは後半4分だ。自陣からボールを奪ってのカウンターで柴崎は前方のアンヘルにスルーパスを出してフリーラン。アンヘルのリターンこそカットされたものの、こぼれ球をMFロベルト・イバネスが流し込み、3点目に絡んだ。
大勝を飾ったヘタフェだが、スペイン紙「マルカ」の採点は意外と辛めだ。3つ星満点をマークしたのはアンヘルのみ。そのほかの選手が1つ星にとどまるなかで、柴崎はDFブルーノ・ゴンサレス、イバネスとともに2つ星の評価を受けている。
また試合後、ボルダラス監督は柴崎について問われ、以下のように話している。
「我々はフォーメーションを変え、そのなかに彼は帰ってきた。試合序盤、彼のプレースピードが上がっていなかったので、ボールを持ってプレーしてほしいと伝えた。それを実行してくれたし、よくやってくれたと思う。しばらくゲームに絡んでいなかった選手が試合に入るまでちょっと時間がかかることはよくあることだ」
前半こそ柴崎の良さが出る場面が少なかったものの、徐々に持ち味を出したことを評価している。リーガでは出番どころかベンチ入りもかなわない日々が続いているが、コルドバ戦のプレーを機に、ヘタフェでのチャンスを再びつかみたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)