奇跡の一撃に狂喜乱舞のクロップ、“全力疾走”を謝罪 「止まろうとした時にはもう…」

エバートンのシウバ監督【写真:Getty Images】
エバートンのシウバ監督【写真:Getty Images】

エバートン監督は擁護「あんな幸運を得たら、私も同じことを…」

「謝罪しなければならない。無礼なことをするつもりではなかったけど、自分を止めることができなかった。FA(イングランドサッカー協会)がこのような状況に対してどうするのか分からないが、対応を待つ。ボールがゴールに入った時の気持ちが表現できるものであれば、ちゃんと制御できたはず。言い訳をしたくはないが、そういうことだったんだ。ピッチまで走って祝うつもりはなかった。でも、止まろうとした時にはもうアリソンが近くにいて、彼もすごく驚いていたんだよ」

 クロップ監督は、“歓喜の走り”の直後にエバートンのマルコ・シウバ監督に謝ったという。だが、シウバ監督は特に気にしていない様子で、「クロップの反応を見ていなかった。でも、もしあれが自分たちのゴールで、あんな幸運を得たら、私も同じことをしていたかもしれない。無礼だとは全く思っていない」と、あまりにもドラマチックな決勝点で我を失ってしまった敵将の行動に、理解を示していた。

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