マルカ紙はCL三連覇、クロアチアのW杯準優勝に導いた司令塔を高く評価

　フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が、ジャーナリストの投票によってその年最高のフットボーラーを選出する「バロンドール」の発表が迫ってきた。今年の最終候補からはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（バルセロナ）とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（ユベントス）の二大巨頭が外れ、11年ぶりに二人以外から選出されることが確定した。

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　そんななかで最も注目を浴びているのが、クロアチア代表でレアル・マドリードに所属するMFルカ・モドリッチだ。レアルの贔屓紙で知られる「マルカ」紙が、バロンドール獲得はモドリッチだろうとの予測を立てている。

　2017-18シーズン、モドリッチはジネディーヌ・ジダン監督率いるレアルの絶対的な中盤の軸としてプレー。前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）三連覇の立役者となった。そしてサッカーファン以外の心をも打ったのは、なんと言ってもロシア・ワールドカップ（W杯）だろう。

　クロアチアのナンバー10を背負ったモドリッチは、文字通り八面六臂の活躍を見せた。グループリーグのアルゼンチン戦では鮮やかな切り返しからのミドルシュートを決めたかと思えば、冷静なタクトでゲームメークした。

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