アーセナルFWの華麗な“ダイレクトミドル弾”を同僚称賛 「アンリを思い起こさせる」
トットナム戦で2得点のオーバメヤン、今季プレミアで10ゴール一番乗り
アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、現地時間2日に行われたトットナムとの「ノースロンドン・ダービー」で2得点を決めて4-2勝利の立役者となった。今季のプレミアリーグで二桁得点一番乗りとなるなどゴールを量産している韋駄天を、チームメートも「ティエリ・アンリを思い起こさせる」とクラブレジェンドに姿を重ねて称賛した。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
先発出場したオーバメヤンは、前半10分にDFヤン・フェルトンゲンのハンドで得たPKを決めて先制ゴールをマーク。その後トットナムに1-2と逆転を許すも、後半11分にはMFアーロン・ラムジーのアシストから正確なシュートをダイレクトでゴール右隅に打ち込んで1試合2得点を達成した。FWアレクサンドル・ラカゼットとMFルーカス・トレイラにもゴールが生まれたアーセナルは、宿敵とのダービーを4-2で制した。
オーバメヤンのゴールをお膳立したラムジーは、「驚くべきことだけど、彼はトレーニングの時から常にやっていることだよ。彼はスピードに乗った状態からいとも簡単にボールをコーナーに打つことができる」と、そのシュート技術を称えた。そして「僕にはティエリ・アンリを思い起こさせるフィニッシュだったよ」と続けた。
アンリ(現モナコ監督)と言えば、アーセナルでは左サイドからカットインし、正確なシュートでゴールを量産した伝説的ストライカーだ。今季のプレミアリーグで10得点一番乗りを果たした韋駄天オーバメヤンが、かつてのエースを彷彿とさせる活躍を見せているとラムジーは語った。
エースの活躍もあって、アーセナルは公式戦19試合無敗の快進撃を続けている。トットナム相手の逆転勝利で宿敵を抜き去り、4位に浮上した。
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